もう年末ですねー。忙しい毎日をお過ごしのママたち。本当にお疲れ様です。私もお疲れ。
きっと子供たちは冬休みよねぇ。
さて、そんな忙しい最中、合間を縫ってようやく読んだこの本。「神さまのビオトープ」
神さまのビオトープ (講談社タイガ) [ 凪良 ゆう ]価格:792円 (2021/12/23 16:15時点) 感想(3件) |
(なんぜ本のビジュアルがでないのか、まだ解明していない私。←やんなさい)
以前に、この本がおもしろい!と「本屋大賞」を手にしている凪良(なぎら)ゆう。
そのうち前回読んだ「流浪の月」も広瀬すずちゃんと松坂桃季くん主演でそのうち映画化されるとの事ですが、めっちゃくちゃ面白かったんですよ。人の心理や描写、普段生活している中ではきっと出会わなかった主人公たち。
流浪の月 [ 凪良 ゆう ]価格:1,650円 (2021/12/23 16:21時点) 感想(43件) |
これについても、いつか書くかなぁ。で、その作家さんが書いたものとしてお友達に紹介してもらってね。で、お借りしたんですよ。それがまー、期待を裏切らないどころか、それを上回るクオリティ。
あまり詳しく書くとびっくりネタバレになってしまうので、書けないんだけども、
「伏線回収がえげつない!」のは確か。ほんと、登場する人物はものすごく少ないのだけれど、最初から最後まで飽きることなく読み進めていける小説です。
「いるいる!こんな人!」ももちろんいるんですが、主人公のあり得ない設定から本を読み進めていくうちに、「そうだな、そうだよね。そう思うよね。」となんだか知らぬ間にこちらまで涙を流してしまう始末。小説や映画を好きなところって、こうやって異次元へ連れて行ってくれて、ありとあらゆるところに、「お?」という気づきや、フックが用意されているところ。
それは漫画でもそうなんだけれど、読み手側にそれを読み解く力の差が、「ここが感動した」「いや、深い!」って気づけるか気づけないかの差が出てくるものなんじゃないかと思っている。
おそらくその感動したポイントが一緒の人とは、共感が強いだろうし。たとえばそれが、違っていたとしても、「そんなところに感動するのか!」「なるほどー!勉強になる!」って思えるから、どちらもよい。
お時間あれば、いや、作るのよ!自分の時間のために、時間作ってどうにかこうにか読んでみて!お近くの図書館でもきっと貸し出しはしているはず!ということで、今日はここまで。あー、お夕飯なににしよー。
追伸:作家さん、BL本などを書いているんだそうで。でも、なんか全然そんな感じをみじんも感じない文章で、繊細ですきです。